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彩桐の日記兼・SSリハビリ・鍛錬場です。 戦国・BASARA家・十勇士・女体化・幼少期入り乱れになると思いますので、ご注意下さいませ。 感想・コメント等御座いましたら、お気軽にどうぞv
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ほろ  ほろ


ほろ  ほろ  ほろ


舌で転がす酒は甘辛く。
肴は貴女と天上の月。
たったそれだけなのに、この上ない贅沢感。


クスクスと小鈴を鳴らしたような笑い声。
ふと見上げれば貴女の顔。
嗚呼、やはり自分は贅沢者だ。
こんな気高く美しい独眼竜を独占し酒を飲めるのだから。

「如何なされました、政宗殿。」
「Ah―,sorry.邪魔したか。」

彼女を引き寄せ、左肩に寄り掛からせる。
不思議そうにしつつも抵抗はされない。

「で、何を笑っておられたのです?」
「あぁ、いや、いつ見ても慣れねぇなぁと思って。」
「え?」
「お前が酒飲む姿。何か違和感。」
「そう、ですか?」
「Yeah,甘酒ならまだ分かるがな。焼酎だもんなぁ。」

彼女は俺が飲んでいた杯を奪い、焼酎を一口含む。
彼女には辛過ぎたのか、眉をひそめた。
そんな表情すら愛しい。

「某は、幸せ者です。」
「は?」
「愛しい方を腕に抱きながら酒を飲めるなど、
至上の贅沢というもの…。」

そう耳元で囁けば、くすぐったそうに身を攀られる。
気にせず首筋に顔を埋める。
嗚呼、なんと儚くも甘美な匂いか。



ほろ  ほろ


ほろ  ほろ  ほろ


独眼竜の色香に酔いしれる
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