彩桐の日記兼・SSリハビリ・鍛錬場です。
戦国・BASARA家・十勇士・女体化・幼少期入り乱れになると思いますので、ご注意下さいませ。
感想・コメント等御座いましたら、お気軽にどうぞv
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「う、うわぁあぁぁぁぁぁあ!!!」
またか誰かが何かやらかした…と頭を抱えそうになった真田忍隊長・猿飛佐助は、
叫び声の主に少し違和感を感じ、ひとまず声のした方へ向かう事にした。
怒るのも落胆するのもそれからでも遅くない、と自分に言い聞かせて。
しかし、事態は佐助の予想を遥かに越えていた。
「何、どうしたの?小助。」
「さっささささサス兄ぃ~!!」
十勇士の癒し系アイドル、穴山小助は癒し倍増アイテム・海野六郎を抱き締め、
尚且つ目に涙を溢れんばかりに溜め、佐助に泣き付いた。
「さ、さささ才兄ぃが、才兄がぁっ!!」
佐助の胸元に飛び込んだ小助は、佐助を見上げ背後を震える手で指差した。
佐助は小助の指差した方を警戒しつつ、確認し……
固まった。
「さ、才蔵―――――――!!?」
「……。」
「どうしよう~、サス兄の時と一緒なんだよぅ~。」
佐助は驚愕の余り声を上げ、小助は困惑したままで、六郎は我関せずを決め込んでいた。
というのも、三人(二人と一匹)の目の前にいるのは、
小さな子供だったのだ……しかも真田十勇士が副長・霧隠才蔵そっくりの。
「ちょ、ちょっと待って小助!俺の時と同じって、まさか…」
「記憶ないみたい。」
佐助の嫌な予感を、小助はバッサリと言って捨てる。
その瞬間、佐助は頭を抱えるどころか、危うく意識を手放しそうになる。
「ど、どうしよう…今才蔵には旦那への報告書やら重要書簡頼んでるのに…!!」
真っ先に仕事の心配をする辺り、さすが長と言ったところか。
何故小さくなったか、等聞かないのは経験者ならなのか、
佐助はひとまず仕事の再編成を組み立てる。
「今手が空いてて才蔵の代わりが出来る奴……」
佐助は佐助で手一杯であるし、今目の前にいる小助に事務仕事を任せるのには不安が大きい。
だからと言って、六郎は…
「やる訳ねぇ…」
「何の騒ぎだ?」
この声が佐助には神の救いの様に聞こえた。
例えその声の主が、一歩戦場に出ると際限なく血を欲す狂人だったとしても。
「小六~~~!!
お前確か今手ぇ空いてるよな!?」
「あぁ、一応…。ていうか俺の質問に答え…」
「じゃあ、この状況任せた!!」
「はぁっ!?」
健闘を祈る!と言い、薄情な長は黒翼一枚残し消え去った。
「小六兄…」
「……アイツ、いつか殺す。
で、小助、一体何の騒ぎなんだ?」
そう小助に問い直した小六こと望月六郎は、
その隻眼に小さな子供の姿を捉えた。
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
本当は漫画にするつもりだったんですが、
如何んせん描く時間がないので修業に回します。
才蔵×小六前提のほのぼのギャグ…になればいいなあ、と。
それにしても佐助を薄情にしすぎました(笑)
彩桐忍
またか誰かが何かやらかした…と頭を抱えそうになった真田忍隊長・猿飛佐助は、
叫び声の主に少し違和感を感じ、ひとまず声のした方へ向かう事にした。
怒るのも落胆するのもそれからでも遅くない、と自分に言い聞かせて。
しかし、事態は佐助の予想を遥かに越えていた。
「何、どうしたの?小助。」
「さっささささサス兄ぃ~!!」
十勇士の癒し系アイドル、穴山小助は癒し倍増アイテム・海野六郎を抱き締め、
尚且つ目に涙を溢れんばかりに溜め、佐助に泣き付いた。
「さ、さささ才兄ぃが、才兄がぁっ!!」
佐助の胸元に飛び込んだ小助は、佐助を見上げ背後を震える手で指差した。
佐助は小助の指差した方を警戒しつつ、確認し……
固まった。
「さ、才蔵―――――――!!?」
「……。」
「どうしよう~、サス兄の時と一緒なんだよぅ~。」
佐助は驚愕の余り声を上げ、小助は困惑したままで、六郎は我関せずを決め込んでいた。
というのも、三人(二人と一匹)の目の前にいるのは、
小さな子供だったのだ……しかも真田十勇士が副長・霧隠才蔵そっくりの。
「ちょ、ちょっと待って小助!俺の時と同じって、まさか…」
「記憶ないみたい。」
佐助の嫌な予感を、小助はバッサリと言って捨てる。
その瞬間、佐助は頭を抱えるどころか、危うく意識を手放しそうになる。
「ど、どうしよう…今才蔵には旦那への報告書やら重要書簡頼んでるのに…!!」
真っ先に仕事の心配をする辺り、さすが長と言ったところか。
何故小さくなったか、等聞かないのは経験者ならなのか、
佐助はひとまず仕事の再編成を組み立てる。
「今手が空いてて才蔵の代わりが出来る奴……」
佐助は佐助で手一杯であるし、今目の前にいる小助に事務仕事を任せるのには不安が大きい。
だからと言って、六郎は…
「やる訳ねぇ…」
「何の騒ぎだ?」
この声が佐助には神の救いの様に聞こえた。
例えその声の主が、一歩戦場に出ると際限なく血を欲す狂人だったとしても。
「小六~~~!!
お前確か今手ぇ空いてるよな!?」
「あぁ、一応…。ていうか俺の質問に答え…」
「じゃあ、この状況任せた!!」
「はぁっ!?」
健闘を祈る!と言い、薄情な長は黒翼一枚残し消え去った。
「小六兄…」
「……アイツ、いつか殺す。
で、小助、一体何の騒ぎなんだ?」
そう小助に問い直した小六こと望月六郎は、
その隻眼に小さな子供の姿を捉えた。
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本当は漫画にするつもりだったんですが、
如何んせん描く時間がないので修業に回します。
才蔵×小六前提のほのぼのギャグ…になればいいなあ、と。
それにしても佐助を薄情にしすぎました(笑)
彩桐忍
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